平成27年度 老人保健健康増進等事業 効果的な離職防止対策推進のための多様な人材層ごとの介護人材の離職防止事由に係る調査研究事業 > 調査内容

調査の内容
本事業における調査内容は、主に下記の3点です。
- (1)
- 介護職からの離職経験者に対する離職理由等に関するヒアリング調査
介護職からの離職経験者44人に対し、詳細な離職理由を把握するとともに、復職した理由及び復職につながる効果的な施策等に関する情報を収集しました。
- (2)
- ターゲット層検討のためのヒアリング調査
介護職からの離職者のうち、政策的に離職防止や復職支援をすべきと考えられる人材像(ターゲット層)がどのような人物であるかについて具体的な検討を行うため、介護職の離職経験者、介護事業所の人事担当者23名に対してヒアリングを実施しました。
- (3)
- 介護職からの離職経験者へアンケート調査
(1)、(2)のヒアリング結果を踏まえ、介護職特有の離職理由とその背景にある関連要因に関する仮説を設定した上で、調査票を設計しました。その上で、「ターゲット層」の離職理由とその関連要因の特徴を明らかにしました。
本調査では、過去、介護職を離職した経験があり、現在も介護職として勤務している人(G1)、過去、介護職を離職した経験があり、現在は介護職として勤務していない人(G2)、過去、(介護職経験がなく)介護職以外のサービス業の離職経験がある人(G3)の3つのグループについて、それぞれ一定数の回答件数を得ることができるように検討し、調査はwebモニター調査により実施しました。